くのまりノート

今更ながら昨年の個展のおはなし

 

ずいぶん時間がたってしまったけれど、

 

去年の末にHBギャラリーで個展させていただいたとき、

来場してくれたお客さんに展示のコンセプトを話す機会が結構あって、

 

ある人に「そういうのもっと外に出してみても良いのでは」と言われて、なんだかハッとした。

なのでとっても今更なタイミングだけど、自分の中に留めておかずに文章に残しておこうと思いました。

 

 

 

 

 

昨年末の展示「Somewhere I Belong」には自分の中で掲げてたテーマがあって、

それはわたしの名前が由来だったんだけど、

 

 

 

 

 

わたしの本名「真里」は、

両親が「たくさん遠回りしてもいつか真実の故郷にたどり着けますように」

っていう意味を込めてつけてくれたんだそうで、

 

この展示はその名前になぞらえた作品作りをしたかったのだよね。

 

 

 

 

だから、女の子がどこかを目指している絵を多く描いてて、

お客さんに「この女の子たちはあなた?」と聞かれて、誰のつもりでもなかったけど、

無意識に自分に重ねているところもあったかもしれないって気付いた。

「もしかしたらこれは今後ずっと作品作りの軸になるかもなぁ」と展示終わってぼんやり思ったりした。

 

 

 

 

 

展示中は毎日在廊していたけど、絵を見に来てくれた方と話できる時間はすごく貴重で、

お客さんに質問をもらって、無意識だったことを改めて問われると、

「そういえばどうしてなんだろう?」って考えるきっかけになって、

無意識だったこと意識出来るのは、とてもとてもありがたかった。

 

 

改めて足を運んでくださった方、お話してくださった方々、ほんとうにありがとうございました!

 

 

 

今年の秋に、ondo galleryというギャラリーさんでの、次の展示の機会をいただいた。

 

ondo galleryさんは、清澄白川にある明るく日差しが差し込む、木の壁がおしゃれなあったかみ溢れるギャラリーさん。

すごく素敵なギャラリーなので頑張らねば。

 

 

↑新作のラフをもりもり描く!

 

2月22日

 

個人的なことではありますが、このたび入籍しました。

 

数日前に新しい家へ引越しが終わって、

荷物が片付き始めた2018年2月22日(木)、2人で役所に届けを出しに行きました。

 

苗字は、久野から飯塚になるけど、イラストのお仕事はこれまで通り、

ひらがなの「くのまり」で続けていきたいと思います。

 

お互いに思いやり合って、

悲しいことは半分に、嬉しいことは2倍にしながら、毎日を積み重ねていきたいと思います。

今後の絵作りにも良い作用があるといいな。

 

結婚する少し前に、

去年結婚したばかりの4つ下の妹が、赤ちゃんを授かったことが分かって、

父さんと母さんが、彼らの人生で初めて、お祖父ちゃんとお祖母ちゃんになることが決定して、

いろんなことが動き出した2月の冬です。(私も人生初の伯母さんになる!)

 

すべてのことを、今まで以上に楽しみながら頑張りたいと思います。

これからもどうぞよろしくお願い致します。

 

大好きな本


小学校か中学校の頃、大好きな児童書があった。
岡田淳さんの「こそあどの森の物語」シリーズ。
もちろん子供向けなんだけど、
大人になった今読んでも何か不思議な後味が残る、大好きなシリーズ。

むかし学校の図書室で出会って、借りて、家で読んで、あんまりおもしろくて、
返したくなくて、このままずっと持っていてしまおうか、とか邪な気持ちも浮かんだくらい。
(今思えばなぜ買うという選択肢が浮かばなかったのか)

関西の元書店員さんから「おすすめの本を教えてください」とメールいただき、
すぐにこの本が浮かんで推薦させてもらいました。

こちらのサイトに推薦文掲載してもらってます。
【B-bookstore】http://b-bookstore.net/?p=8753

知っている人いるかなぁ?

 
ブログ
TwitterとかFacebookとか、これだけ普及していると
ブログなんて読む人いるのかなぁと思うけど。

思うけど、例えば。
このブログのこの白いテンプレートは結構気に入っているのだけど、

ここで近況を綴るのと、SNSに投稿するのとは、

馴染みの友達と、丁寧に汲んだお茶を飲みながら話すのと、
満員電車で揺られながら話すのと、

…ぐらい肌合いの違いがある感じがしていて、

やっぱりブログはとじられないんだよなーって、この頃改めて思う。





 
6次元

kunomari

大塚いちおさん×本吉康成さんのトークショー行ってきました。
日暮れ頃、荻窪の6次元というカフェへ。

「6次元」は雑誌で読んで名前は知ってたけど、
通りがかりじゃ絶対気付かないような場所にひっそり建ってて、
私と同じ目的らしい人がお店に吸い込まれるように入ってくのは、
なにか秘密結社に集合する人たちを見てるみたいだった。

中に入ると20人くらいの人たちが、
きゅうきゅうに並べられた椅子に身体を寄せ合って座ってた。

時間になると、大塚いちおさんが入ってきて、
わたしの隣の椅子に座った。シャンプー(たぶん)の良い匂いも分かるほど距離が近くてびっくり!

大塚いちおさんは、ずっと前から好きだった人で、
イラストレーターであり、アートディレクターでもあり、
グラフィックも出来るしプロダクトも作れるっていうとにかく多彩な人。
作品とかインタビューとかで見える人柄も、すごく好きだった。

6次元のナカムラさんが進行して、大塚さんの若い頃の話から始まって、今のイラスト業界の思うこととか、
若いイラストレーターへのアドバイス、この前のチョイス審査の総評とか僕はこんな絵に惹かれる、とか
今の時代はこんな風に動くいいと思うって、いろんなことを伝えてくれた。(約2時間しゃべりっぱなし…!)

最後にファイルを見てもらって、お話出来て感激だった。
あれだけしゃべった後に、20人近くのイラストファイル見て丁寧にアドバイスしてくれるの見て、
改めてすごいって思った。
すごい、のに肩の力の抜けたちっとも気取らない人で、ますます大好きになってしまった。

いい刺激もらうと早く絵描きたくて描きたくてうずうずしちゃうので、
もう今夜はさっさと帰るよ!





 
残響
イラストレーターagoeraさんの個展「残響」を見に、HBギャラリーへ。

伸びやかな筆跡が気持ちよくて、落ち着いたトーンも気持ちがほっとして、
当日は小雨の降るグレーのお天気だったけど、
外でしとしと音がするのも、この展示にぴったりだった。


気になってたことを聞くと、agoeraさんはいっこいっこ丁寧に答えてくれた。
何より作品を一枚作るときに描くという習作の枚数に、
頭を「ガン!」って打ち付けられたみたいに衝撃を受けた。
すごい枚数、なんてものじゃなかった…

自分のやりたいことにすごく丁寧に向き合ってるんだなぁ。



2015A018-縞々
HB FILE COMPETITION vol.25  鈴木成一賞 agoera 個展 「残響」

日時:2015年7月17日(金)―22日(水) 11:00~19:00(最終日17:00まで)





↑agoeraさん


 
年賀状
kunomari

そろそろです!
今年はどうしようかな?

もわもわと、練ってるときが一番楽しい。

 
たまたま
グループ展楽しかった!
来てくださった方と話するのはほんとに楽しい。楽しいし勉強になる。

そういえば、最近ご無沙汰気味のSNSだけど、ときどきやっぱりそのパワーはすごいなぁと思う。

絵を見てFacebookにメッセージをくれて何度かやり取りしたスイスの女の子Nadineがグループ展開催中にたまたま日本に来ていて、ジャングルみたいな地下鉄を行ったりきたりしながら、とても頑張って見にきてくれた。



kunomari


「これ日本のスタバにしか売ってないの!」って抹茶ラテ片手にやってきた彼女は、
想像したよりずっと小柄でずっとハイテンションな女の子だった。
ちゃんと話せるか不安だったけど、話すうちにだんだん感覚が戻ってきたのと、すごくクリアに発音してくれたおかげでだいじょうぶだった。




聞くと彼女は自分で曲を作って歌ってて、今回はそのライブのためにはるばる日本にやってきたんだって。すごい。




後日、展示来てくれたお礼もかねて、リキッドルームへライブを見にいった。


kunomari

初めてのリキッドルーム。入り口から重低音が響いてて、ちょっと(いやかなり)緊張したけど、彼女がいてくれたおかげでこわくなかった。



パフォーマンス中のNadine。





Nadineはとにかく日本が大好きらしくて、今までどこ遊びに行ったかそこで何があったか興奮気味に話してくれた。
日本の漫画とか日本のファッションとか日本人の人柄のことを何度もamazingと言ってた。


そういうの聞くと、日本人としてはやっぱり嬉しいね。






楽屋の壁に落書きさしてもらった!





kunomari

あとお客さんにこんな人いた。
(読んだのかな)








 
今日と明日


グループ展はじまっております。
外苑前 gallery DAZZLEにて、
今日と明日の、土曜日曜12時〜19時です!
(あっ日曜最終日は17時までなので、気をつけて!)

場所はコチラ

どちらの日もギャラリーでお待ちしていますので、
ぜひお立ち寄りくださいね〜!
 
展示のおしらせ


グループ展に参加させてもらっています。

それぞれが好きな本を選んでそこから言葉を抜き出して、
それに絵をつける。
っていうテーマでイラストレーションを展示しています。



今一番行きたい街、ニューヨークに住む人たちの絵をいろいろ描きました!
切ったり貼ったり、いつもとちょっと違う描き方に挑戦したものを展示してます。



「ニューヨーク行きたいなぁ」ともんもん思っているときに
本屋で「ニューヨークを探して」っていうタイトルのエッセイを見つけた。
著者はNY在住の日本人。
冷たく見える大都会で、時々出会えるあったかい人との出会いが書かれてて、
なんとなく上京してからの自分の生活とかぶるものがあった。
ぱらぱら読んですぐ買った。



10月7日と10日以外、ほとんど在廊している予定なので、外苑前〜青山お立ち寄りの際は是非どうぞ!

ことば001 コピー
About:「ことばとイラストレーション展」
5人のイラストレーターそれぞれが小説、詩、エッセイなどを選び、書籍の装画、挿絵やzineなどの形になることを考えながら描いたイラストレーションを展示します。

date:10/7(火)〜12(日) 12:00〜19:00(最終日17:00まで) 

place:gallery DAZZLE
〒107-0061 東京都港区北青山2-12-20 #101
Google map
最寄り駅は東京メトロ銀座線外苑前駅です。 そこからトコトコ3分くらい。