くのまりノート

水庭の思い出と最後のMJ展

kunomari

 

グループ展のお知らせです📢


2月1日(土)〜13日(木)六本木ストライプスペースギャラリーにてMJイラストレーションズ生172人によるグループ展が行われます。
毎年恒例の大規模グループ展は、なんと今年で最終回。

お時間あれば是非ご覧ください!

 

|MJ展|

●場所:六本木ストライプスペース

●open AM11:00〜PM7:00(最終日はPM5:00まで)

 

 


↑この作品は展示予定の1枚です。

年末に初めて行ったアートビオトープ那須の水庭を描きました。

人の手と自然の合間にいる感じが心地よくて美しかった。

冬に行ったから木々は枯れ木だったんだけど、機会があれば木の葉が青々とする季節にまた訪れたい。

宿泊施設にはフーガという名前の保護犬がいて、森を散歩中にイノシシ猟の罠に挟まってしまったそうで、右前足がなかった。

 

でも聞くと「ものすごい勢いで走るんですよ」ってスタッフさんは笑って言ってた。

 

賢そうな目をしてて人懐こくて、水庭目当てで行ったのに1番の思い出はフーガになった。

 

 

kunomari

新年のひとりごと

 

2020年になりました。

新年あけましておめでとうございます。

 

例年のことながらテレビや街の盛り上がりでなんとなくお正月シーズンなんだなと感じ、

あぁもう新年なんだなぁと受け入れて、

由来もよくわからずお餅やおせちを食べ、

今日からお仕事再開の冷たい空気と冷たい冬の寒気がいり混じってます。

そんな1月6日の月曜日。(ラジオみたいな感じになった)

 

2019年は、年始から展示の予定があったので

それに向けてお正月からがつがつと走り出すことが出来ました。

 

今年の正月休みからもやもやと頭を巡っていたことは、

やっぱり絵のことと、それにまつわる人生のこと。

いつもこの二つを考えているといえば考えてるんだけど、

例年になく行き止まり感を感じていました。

 

 

いつも人生のその時々のシーンと、その時々の気持ちを切り取って絵にしていることが多くて、

人生の進行に合わせて描いていて、その時々で表現したいことがあって。

 

でもそれが今止まっていて、脳内も止まっている状態。

 

新しく挑戦したいことややりたいことは、2018年末の個展でやり切った気持ちがしていて、

2019年はその時挑戦したことの続きのような、応用のようなことをしながら展示の絵・お仕事の絵を描いている感じだった。

 

なかなか自分で自分の絵にOKを出せないでいて、

いつもこれじゃいかん、もっと上手くならねばと思いながら描いてて

ごく当然のことだし変わらずそう思ってるのだけど、

否定からの脱却のためじゃなくて、もう少し自由に健康的な動機で

新しい絵に挑戦出来たら。

 

グラフィカルな絵を描きたいなとか

もっとイマジネーションを取り入れて描こうかなとか

大好きな詩をもとに描こうかなとか

 

やりたいことは焚き火の薪のように集まってくるけれども

着火剤が見つからないという感じで新年がはじまってしまいました。

 

そのうち火種は見つかるとは思うけど、

描かねば!という着火剤でなく、棒切れを板に擦りつづけるように

自分とじっくり話し合いながら、根気よく絵作りに取り組みたいなと思います。

 

“じっくりじっくり”

 

 

 

2019年おしまいの夜に

年明けギリギリのタイミングだけど、今年の振り返りを。(毎年ぎりぎりだなぁ…)

 

 

2019年はいろいろな新しいことに挑戦できた1年でした。

 

4月に、自由学園明日館で結婚式を挙げました。

ずっと憧れていたメゾンスズさんのドレスをお借りして、

年始から独学で勉強したアニメーションを使って映像を作り、ペーパーアイテムを作り、

結婚式準備というものの、やることの多さ決めることの多さに驚きつつてんてこまいでしたが、やって本当によかった。

お天気にも恵まれ、家族と旧友に祝ってもらい、本当に幸せな1日になりました。

 

9月の手紙舎さん、11月の台湾・箱庭さんでの個展のために、

作品作りと、グッズ作りと、お仕事を並行して進めていた上半期。

 

人の顔を描くのが苦手でワークショップのようなものに自分は向いてないよなぁと思い込んでいたけど、

手紙舎さんのご提案のおかげで初めて「後ろ姿を描く似顔絵イベント」を開催し、

お客さんの目の前で描くという経験も出来ました。緊張で背中がばきばきになったけど、

これも本当にやってよかった。

 

夏には小川糸さんの新作「ライオンのおやつ」の装画を描かせていただいて、

さすがファンの多い小川さん、反響も沢山だったようでした。

 

前から動物に関わるお仕事ができたらいいなと思っていたら、愛犬愛猫に毎月おもちゃが届く「PECOBOX」パッケージを描くお仕事をすることも出来ました。普段描いているタイプのイラストとは趣の違う絵が描けて楽しかった。

 

秋にはジブリの元プロデューサー・石井朋彦さんの小説「思い出の修理工場」の装画と挿絵を描く機会をいただき、

10月に参加させていただいたondoさん主催のイベント「くらしごと市」に石井さんご本人が来てくださって、

展示していた原画2枚を購入してくださっていたことを、後日ご本人からメールで伺い不在を物凄く後悔した、なんてこともありました。その後お礼のメッセージを長々とお送りしたけど、直接お会いしたかったなぁ…!

 

11月、どきどきしながら送った作品たちを見に台湾・箱庭さんへ。

会場は清潔で穏やかな空気に満ちた会場で、作品も清らかになったような気がしました。

会場に来てくれた台湾のお客さんと日本語・英語を混ぜながらコミュニケーションしたのも、

いい思い出です。ペンフレンドだった台湾の友人とも10年ぶりに再会でき、充実した旅になりました。

 

 

2019年の思い出を引き連れつつ、2020年はいったいどんな年になるか。

目下の目標は早起きを習慣にすることです。

 

新年まであと数分。

みなさま、

どうぞ良いお年を〜!

 

個展「gift」のこと

 

 

9月18日(水)〜29日(日)まで、

調布のカフェギャラリー・手紙舎2ndSTORYさんで個展を開催させていただきます。

 

 

 

約1年くらいぶりの個展です。

雑貨屋さんとカフェが併設されたギャラリーさんでの小さな展示。

 

 

 

 

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昨年頃からほとんどの作品の傍らに犬を置くようになってしまいました。

 

「私が犬好きだから」とか「絵のチャームになるから」とか

そういう単純な理由で描きたくなるのだろうと思っていましたが、

それだけじゃないような気がして、もう少し深く考えてみました。

 

 

kunomari

 

昨年頃から周りを取り巻く環境が大きく変わりました。

パートナーが出来、1人じゃなくなりました。

 

その頃から、きっと「いつも傍に寄り添ってくれる存在」を描きたくなったのだと思います。

 

 

どこか遠くの風景を旅するような気持ちで描くのが好きで、

その中にポツンと主人公を描いて、

それは、描いていてとても開放的な気持ちにしてくれるけど、

同時に少し寂しさもありました。

 

 

普段、寂しい雰囲気の風景を好んで描くことが多いのですが、同時に温かさも描きたいと思っています。

 

 

主人公が佇んでいる隣に、ある時ふと犬を描き加えたら、

絵のバランスが取れて、絵の温度も上がって、描いている自分の気持ちも落ち着いた気がしました。

それから気に入って、作品によく犬が登場するようになりました。

 

 

黙ってそばにいてくれる存在の温かさを、

どこでもない風景の中に描きたいと思いながら枚数を重ねました。

 

空気にちょっと寂しさの混じる秋の日に、是非ご覧いただきたいなと思います。

 

 

作品以外のお話をすると、

ギャラリーにくっついたカフェでは

カフェスタッフさんによる個展スペシャルメニューを注文できます。

わがままを言いリクエストしてしまいました。

こんなかんじのです↓

 

 

 

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洋梨のタルトと、犬型クッキーに、粉砂糖の雪を降らせた「雪の日のデザートプレート」

 

 

2ndSTORYさんは、通常メニューもとても美味しいのですが、

今回カフェスタッフさんにご協力いただきながら、秋のはじまりに合うメニューを考えました。

フードとイラストのコラボはずっとやってみたかったことでした…。

 

 

それから原画と一緒に、

2020年版カレンダーとマグカップのグッズも新たに作らせていただきました。

 

 

 

 

お手にとってもらえたら嬉しいです。

 

 

18日・21日・22日・29日には在廊しておりますので、

色々お話させていただけたら嬉しいです。

21日と22日の午後は似顔絵イベント開催中ですが、

ぜひ声を掛けていただけたら嬉しいです。

(イベントお申し込みくださった方、ありがとうございました!)

 

 

 

【くのまり 個展 『gift』 at 手紙舎 2nd STORY】
会期:2019年9月18日(水)〜 29日(日)
時間:12:00-23:00(22:00 LO)

※月・火休み

場所:手紙舎 2nd STORY
住所:東京都調布市菊野台1-17-5 2F

   京王線「柴崎駅」より徒歩1分

 

●似顔絵イベント

9月21日(土)・22日(日)13:00〜16:00

 

http://tegamisha.com/event/81059/

 

よく晴れた日曜日

 

 

雨や曇りの続く週、1日だけ奇跡的に晴れた日曜日。

 

5年間お世話になった学び舎で結婚式を挙げました。

 

 

kunomari

 

 

 

両親に感謝の気持ちを伝えられて本当によかった。

 

大好きな人たちに囲まれ、涙と笑顔に溢れた本当に幸せな1日でした。

 

これから続く人生で、折にふれ、何度もこの光景を思い出すんだろうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年おしまいの夜に

2018年12月31日大晦日。

年越し蕎麦も食べ終わり来年まであと3時間切った夜。

紅白を見ながらブログを書いています。

 

今年は個人的に色々チャレンジして充実して濃厚な1年でした。

新しい描き方でかなり力を入れた個展は、準備に苦しんだりもしたけど、

いろんな出会いがあって、感想をもらう中で「おそらくこの辺が得意な感じの絵なんだな」って掴めかけてきたり、

本当に本当にやってよかった。

 

初めてさせていただいたパッケージやカップ、複合施設のメインビジュアルなどのお仕事。

初めてだらけでプレッシャーもあったけどすごく楽しかった。

 

来年もたくさん描いて楽しい年にしようと思います。

2019年もどうぞよろしくお願いします!

 

0時を超えたら近くの小さな神社にお参りに行ってきます。

 

あさのラテ

PRONTOのモーニング限定メニュー「あさのラテ」カップのイラストを担当させていただいています。

今年〜来年の秋冬のみ、各PRONTO店舗で注文できます。

 

kunomari

 

 

地元の家族も、生まれたばかりの姪っ子を連れてお店に飲みに行ってくれたみたい☺️

 

 

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kunomari

 

 

「この道の向こう」の向こう

 

過ぎる11月18日に、ondo STAY&EXHIBITIONで開催させていただいた、

個展「この道の向こう」無事終了しました。

 

kunomari

 

ondo galleryのスタッフさん、初めましてのお客さん、久しぶりに合う仲間、

SNSで絵はすごく知ってるけど初めてお会い出来た方々、

いろいろな方に会えて、とても幸せな時間でした。

 

 

在廊中、お客さんとゆっくりお話出来るときは、作品に込めたストーリーなんかをお話させてもらったりしていて、

在廊していなくお話出来なかった方、都合で行けないと連絡くださった方もいらして、

この機にその話をブログにまとめたいと思います。

 

 

 

 

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kunomari

今回の個展は入り口から順繰りに、ストーリー仕立てになっていて、

 

 

 

kunomari

入り口にぺたっと貼っていた、この赤いフードの1人と1匹を主人公にして、

日頃絵を描いてるときの気持ちや、これまでにあった色んなことに基づいた絵を展示していました。

 

(当初は好きなモノや風景をただ純粋に描こうと思ったんだけど、

せっかく個展させていただくなら、何かする意味を込めたくなってしまった)

 

 

主人公たち、

レトリバー犬は好奇心の投影として、

フードの子は自立心の投影として登場させていました。

 

 

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title: Stand by me

 

 

犬は好奇心なので、周りが明るい風景の時は楽しげに率先して歩いていくんだけど、

 

 

kunomari

title: 遠くの雷 distant thunder

 

 

不穏な風景(この場合は遠雷)では、必ず一歩後ろを歩いてます。

 

描いていて、「うーんなんかイメージと違う絵が出来てきたぞ…」と気が重くなってきたけどやんなきゃというとき。

自立心(義務感)が先に立っている時ですね。

 

 

 

 

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title: Dear Family

 

 

地元からただイラストのお仕事がしたい気持ちだけで家を出て来てしまって、

家族には結構な心配をかけてしまったんだけど、

 

 

kunomari

title: 夜明け exciting stories awaits

 

 

それでもやっぱり一人で知らない場所へ行くのはわくわくするもので、

 

 

 

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title: 向こう岸の友達 newfriend

 

 

知らない地で初めて友達も出来たり、嬉しいことがあるいっぽう、

 

 

 

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title: Follow me!

 

 

1人で描いているときはひどく孤独にも思えたり、変に周りの目を気にしてしまったり、

思ったように描けず真っ暗な森に迷い込んだように思える時もあり。

 

 

 

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title: 暗い森を抜けて through a dark forest

 

 

 

それでも描き続けると、

時に自分でも思ってみなかったような良い絵が描ける時があったりして。

 

 

 

 

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title: Mentor

 

 

道の途中では恩師にも出会えたり、

(これはMJイラストレーションズの峰岸先生がモデルです)

 

 

kunomari

title: だれかの歩いた道を follow in the footsteps

 

 

先輩たちの絵を見たり教えをもらって、その足跡をたどり、

 

 

 

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title: 相棒 partners

 

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title: Autumn Shower

 

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title: 明日はきっと良い日 Tomorrow is another day

 

 

 

いろいろ思ったり感じたりしながら、

 

 

 

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title: New home

 

 

最終的には同じ志を持つ仲間達のところへ帰って行く、というストーリーにしたかったのです。

 

 

 

kunomari

 

(この大きな家の窓には、それぞれの犬を連れた人たちが描かれています)

 

 

 

 

前々回の記事「この道の向こう」でも書いていたように、

個展準備前に、ondo galleryの池田さんとせっかく展示するなら新しい挑戦をしてみようという話になり、

 

「ただの背景として扱っている風景を、人物と同じくらい熱量を持って描く。

逆に人物はクールに抑えて描く」

 

という課題をもらって、その指摘はどきっとすると共に嬉しくもあり、

喜び勇んで描きはじめたのだけど、これがやってみると結構難しくて、

途中もう良くわかんなくなって、べそかいたりするときもありましたが、

お客さんの多くは同じように絵を描いている人で、

制作の苦労話で盛り上がったりして、それも良い思い出になりました。

お客さん、みんなまた会いたい人たちばかりだったなぁ♪

 

本当に楽しくて、勉強になって、心底やってよかったと思える展示でした。

 

貴重な時間を割いてお越し下さった皆さん、

機会をくださった池田さん、お世話になったondo galleryの皆さん、

本当にありがとうございました。

 

 

この道の向こうには、まだまだ道が続きますが、

今はすごくアニメーションを作ってみたいです。どうにも絵を動かしてみたい!

全然知識ないので、1から新しく勉強し始めたいと思っています。

 

 

 

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title: しっぽのわくわくする方へ

 

 

 

 

 

 

 

グループ展のお知らせ

【グループ展のお知らせ】

11/20(火)から12/2(日)まで、青山のギャラリーdazzleのグループ展「MyBook展」に参加させていただきます。

 

39人のイラストレーターさんのオリジナルブックが勢揃いします。

 

私は、普段のお仕事のラフやアイデアスケッチをまとめたスクラップブックを展示しています。禁じ手のような気もするけど…(!)

38人の皆さんがどのようなブックを用意しているのか、見に行くまで私も知らないのでどきどきです。

 

23日(金)は夜18時からレセプションパーティーも行われます。

 

↓可愛いDMイラストは、みずうちさとみさん!

 

 

 

 

 

この道の向こう

kunomari

 

11月の展示のテーマを考えていて、なんとなく喉奥に言いたい事があるのだけどどう言葉にして良いか分からなかったとき、

愛読している谷川俊太郎さんの詩集に、すごくピンときた詩が一編あった。一部引用。

 

「遠さの故に

山は山になることが出来る

近くを見つめすぎると

山は私に似てしまう

 

広い風景は人を立止まらせる

その時人は自らをかこむ夥しい遠さに気づく

 

それらはいつも

人を人にしている遠さなのだ

 

だが人は自らの中に

ひとつの遠さをもつ

そのため人は憧れつづける……」

(62のソネット+36 谷川俊太郎)

 

 

(どうして言葉少ななのにこんなに雄弁なのかなぁー!)

 

 

 

 

ずっと前から日本より海外、今いるこの場以外のどこかに憧れていて、旅がすごく好きだった。

 

といっても実際に自分が世界を渡り歩くような旅をしたことはなく、したいと思ったこともなく。

それよりどこに行く訳でもなく空港に行って、今から旅立つ人を眺めて、どこ行くのかなーと想像したり海外の写真を眺めることのほうが好きだった。で、我のことながらそれが不思議だった。

 

 

今年の秋口に展示をさせていただけることになって、真っ先に旅をテーマにしたい!と思ったけど、

実際にいろんな場所を旅してきたわけでもないのに旅をテーマにしても説得力ないよなぁ。

何を描こうか…と考えあぐねている所で、ondoギャラリーの池田さんと展示の打ち合わせをすることになった。

 

 

kunomari

 

 

まず展示の打ち合わせをする、ということ自体が初めてのことだったわけだけど、

今までの作品を見ながらお話するなかで「今回は作品を描く際にここを気に留めて描いてみましょう」と新たに課題を与えていただいた。

 

それは

「ただの背景として描いている山や木を、人物と同じくらいのテンションで描く、

逆に人物はクールに温度を抑える」

というものだった。

 

もう何かを見抜かれてるような感じがして、ジョハリの窓の「盲点の窓」を見せられたような、どきっとする課題。

でもイラスト塾も卒業してしまって、良くも悪くも指摘する人なく一人で描いている状態に、こんな有難い機会はそうそうないぞと思った。

(この作家に寄り添ってくださる感じは、ギャラリーの名通り、温度のあるギャラリーさんだなと素敵に思います。)

 

kunomari

 

目下、試行錯誤しながら描いている最中です。

描き進めるうちになんだか映画やアニメーションのコンセプトアートのように、ストーリーを描く方に自然とシフトしていきました。

 

何枚か作品は描き終えているけど、課題がクリア出来ているかは正直よく分からないし苦しく思うこともあるし、

でもこれを終えたら何か素敵な景色が見える気がしてひたすら描く。

登山のようです。

 

kunomari

 

 

途中息抜きにとモビール作ったり映像作ったりもして、それがまじの意味で息抜きになって、自由なモノ作りが興奮する程楽しいことも久々に実感したりもしました。

 

kunomari

(珍しく大きめの絵も描いている)

 

 

描きながら結局もしかしてゴールなんてあってないようなものかと思えてきたけど、同時にそれはそれで嬉しいなと思った。

思ったように描けないし、至らないことばっかり。

でもお蔭でもっと上手く描きたくなるし、まだまだ分からないことがあるのが嬉しい。

 

「あ、行かない旅が好きなのもそのせいかな」「あ、これ思い切り今回の展示のテーマかも」などとふと思ったり。

 

個展のための作品と一緒に、お仕事で描かせていただいた作品も展示したいと思います。

まだ展示はじまってないのに、早くも次はこうしたいああしたい、が湧いてきています。

 

 

kunomari

 

 

くのまり個展「この道の向こう」

11月9日(金)〜18日(日)12:00〜19:00(月・火曜休廊)※最終日17:00まで

 

ondo STAY&EXHIBITION

〒135-0024 東京都江東区清澄2-6-12
TEL:03-6240-3673

東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河」A3番出口から徒歩約5分(デニーズの裏側です)

 

【在廊予定】

9日(金)13時〜(18:00〜20:00レセプションパーティーやります!)

10日(土)14時〜18時

11日(日)15時〜18時

休廊日 12日(月)・13日(火)

14日(水)13時〜16時

15日(木)在廊なし

16日(金)在廊なし

17日(土)14時〜18時

18日(日)終日※12時〜17時まで

※時間など変更あるかもです。未定部分も都度お知らせします!